夜桜 頒布開始について
【春限定の切り絵御朱印について】
明日3月20日(土)より2021年春限定の切り絵御朱印「桜3部作」の最後の御朱印「夜桜:桜満開」の頒布を開始いたします。
桜3部作の御朱印は以下の通りです。
① 桜詣:はじまりの桜・木花咲耶姫
② 春詣:陽桜(ヒザクラ)の桜吹雪
③ 夜桜:桜満開
※日本初の重ね切り絵御朱印 ①と③は、紙を重ねることで一つずつの御朱印が完成する、 日本初の重ね切り絵御朱印となります。
※①は黄緑(幹)と白(桜の花)の2種類の紙を重ねた御朱印です。
②は黒(幹)とピンク(桜の花)の2種類の紙を重ねた御朱印です。
①と③を重ねて御朱印ができるわけではありませんのでご注意ください。
【桜3部作の御朱印ストーリー】
神話の時代、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)によってもたらされた桜。この桜が日本列島に広がっていきながら満開を迎えるまでを表現いたしました。 今回は、春限定御朱印では日本初の重ね切り絵御朱印をお作りしました。木花咲耶姫は当寺の山頂にも祀られています。
① 桜詣:はじまりの桜・木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)
桜のはじまりは、木花咲耶姫という女神が富士山頂より桜の種をまいたとことからと言われています。 はじまりの桜では、生まれたばかりの桜の清らかさを表現するために白みを帯びた花としました。幹の部分は縁起の良い黄金の箔押しで表現しております。これまでの切り絵御朱印は一枚で完結していましたが、今回の春限定御朱印は、切り絵になっている花と幹を重ねることで完成する重ね切り絵御朱印となります。 ㅤ
② 春詣:陽桜(ヒザクラ)の桜吹雪
① で木花咲耶姫によってもたらされた桜が桜吹雪となって日本全土に広がっていく様子を表現しました。この後、桜は日本全土に定着することになります。最初は白が強かった桜の花も、徐々に桜本来のピンクに色づいてきています。中央の円形の切り絵部分は昼間の太陽を表しており、太陽に桜が映し出されている所を表現しました。これこそが陽桜(ヒザクラ)です。ㅤ
③ 夜桜:桜満開
② から時間が経過し、太陽が沈むと月明かりに照らされた夜桜となりました。桜の花は夜の暗さに負けないように強い桜色に変化しており、幹は月夜の光に照らされキラキラと輝いております。昼間は陽桜として、夜は夜桜として楽しませてくれる桜は日本の春の代名詞であります。