10月の授与御朱印のご案内
いつも全国よりご参拝いただきありがとうございます。
遠方より当寺まで足をお運びくださったとのお声を頂戴するたびに、胸のあたたまる思いでおります。
本年も残すところ3か月となりましたが、残りの期間も、皆さまに少しでもお喜びいただけますよう、心を込めて御朱印の準備を進めております。
さて、本日は、十月に頒布しております御朱印を、改めてご紹介させていただきます。

①【秋詣 ―秋夜橋― 】
秋限定の切り絵御朱印「秋詣 ―秋夜橋―」 は、日本の伝統美をモチーフした巻物のデザインです。複数の緻密な切り絵を重ねた巻物の中には、古来より受け継がれてきた日本の美が描かれています。
やわらかな月が秋夜の空に浮かび、穏やかな光を放ちながら川に架かる橋を照らしています。
御朱印の両端に咲く桔梗には、大胆かつ繊細な切り絵を施し、中央に揺れる鮮やかな秋桜(コスモス)は、秋夜の日本美を描く特別な一枚となっております。
②【秋の花舞う大師堂―百花繚乱ー】
秋限定の切り絵御朱印「秋の花舞う大師堂―百花繚乱ー」は、精巧な切り絵表現された大師堂をメインモチーフに、秋の陽を受けて黄金に色づいた大イチョウとその周りを凛と咲き誇る菊の花々が取り囲むデザインです。
イチョウや菊、紅葉に至るまで繊細にかたどられた切り絵と、赤く輝く箔を施した紅葉が気品と華やぎを添え、光を透かすたびに百花繚乱の秋の景色を映し出します。
③【透かし重ね御朱印:ハロウィン夜行】
10月31日――古代ケルトの暦において一年の終わりを告げる夜。
人々は仮面をまとい、装いを変えることで、悪しき霊から身を守ったと伝えられています。
お地蔵さまは魔法使いの装いをまとい、箒に乗って夜空を駆け、宙に舞うキャンディーやコウモリに加え、左上に広がる大きな蜘蛛の巣や、家々の窓から漏れる光を金の箔押しで妖しく表し、
静寂のなかに怪しげな夜を映し出しています。
④【10月限定の花手水御朱印:高貴なるサフラン】
日本でよく知られる香辛料のサフラン(赤い糸状の部分)は、この花の雌しべであり、1輪からわずか3本しか採れないことから、世界でもっとも高価で貴重な香辛料とされています。
そしてサフランの花が咲くのは、1年のうちほんの数週間だけ。
その一瞬の輝きに出会える幸運を、幸せの象徴であるハトに託し10月限定の花手水御朱印として表現いたしました。
■授与日時
2025年10月1日~2025年10月末日(毎週火曜は定休日です)
午前9時半~午後4時
頒布は無くなり次第、終了させていただきます。



